日本人が英語を話せない5つの理由と上達への3つの方法

woman sitting on yellow armless chair near gray laptop computer おすすめ英語勉強法
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英語がなかなか思うように上達しない、いざ外国人に話しかけられても何も言えず固まってしまう、というようなお悩みをよく耳にします。

なぜ日本人は英語を話せないのでしょうか?
日本人は、外国人と比べて英語を習得しにくいのでしょうか?

実は「日本人は英語が苦手」というのはただの思い込みです。
私が英語の学びなおしを始めたのは36歳の時。

高卒の主婦が「やる」と決めて本気で取り組んだ結果、数年で日常会話が可能になり、海外へ一人で旅することができるようになりました。
TOEICは635⇒795

正しいやり方で取りめば誰でも上達が可能です。
ではどのように取り組めばいいのでしょうか?

日本人が英語を話せないと言われる本当の理由と、上達のための3つの方法をまとめてみました。
これを読むと、小手先のメソッドではなく、正しい英語学習へのアプローチや上達へのノウハウがわかります。

日本人が英語を話せない理由

two women sitting on chair

圧倒的な練習不足

たとえば毎日2時間英語の勉強をしたとしても、日常会話をすらすら話せるようになるまでに少なくとも3年以上はかかります。もし30分や1時間程度しか時間が取れないなら、それ以上の年月がかかります。

語学の習得には時間がかかるということを分かっていない人が多いです。
それで多くの人は「こんなに勉強してるのに全然上達しない!」と落ち込んでしまうのです。

何とか手っ取り早く上達したいと思い、高額な学習教材を買ったり最新のアプリを試したりするのですが、結局続けられずに諦めてしまう人も多いです。

ですが実は多くの人が言う「こんなに勉強してるのに」はまったく足りていないレベルです。
日本人は、圧倒的に英語の練習不足と言えます。

読み書き中心の勉強だから

日本の学校での英語教育は「読み」「書き」が大半で「聴く」のは一時限に一度あるかないか、「話す」もほとんどなしの状態です。

「読み」「書き」の方も文法中心だったり、穴埋め問題だったりして、「話す」ための学習は皆無と言っていいです。

日本人は「話す」ための英語を学校で教わっていないのです。

まちがいを怖がるから

英語の授業に限らず、日本の学校では授業中に発言する生徒が少ないです。「発言して、もし間違っていたら恥ずかしい」と思ってしまうためです。
知らないことを習うのですから間違って当たり前ですし、「正しいか間違っているか」よりも「たくさん練習する」ということに重点を置くべきなのです。

「間違うことは恥ずかしいこと」と考える日本の文化が、英語習得を難しくしています。

発音にコンプレックスがあるから

どの国の人も、自分の母語のなまりが英語を発音する時に大きく影響します。

インド人やイタリア人など自国のなまりの強い独特な英語を話す人がいますが、それでも気にせず積極的にコミュニケーションをとろうとする姿勢は尊敬に値します。
対して日本人は日本語なまりを気にしすぎたり、うまく通じなかったことで傷ついて英語を話すことが怖くなってしまったりという人もいます。

日本人の繊細さがコンプレックスを生み、上達を阻んでいます。

なくても困らないから

島国日本は海で囲まれ、日常生活からビジネス、旅行、物の売買など、なんでも日本国内で完結することができます。したがって多くの人は英語を「必要」とはしていません。

海外旅行をする時でさえ、パッケージツアーに申し込めば、一言も英語を使わなくても楽しく旅行を済ませることができます。

「必要」という後押しがないために、日本人は英語を習得することが難しいのです。

英語上達への正しい3つの方法

music note on brown piano

時間をかける

ピアノの練習やバスケのシュート練習を想像してみてください。
初心者から初めてどのくらいやったら上手いレベルになるでしょう?
1年?3年?週一しかやらなかったらなかなか上達しませんね。

ものごとの習得には毎日コツコツ積み重ねるのが大事です。

毎日1~2時間とれれば理想的ですが、そうでなくても通勤や通学時間、家事やランチ時間を使ってインプットアウトプットをするようにします。

毎日やってもすらすら話せるようになるまでに年単位で時間がかかることはイメージできると思います。

ショートカットの方法はありません。

たくさん練習する

語学の習得には「練習」が大切ですが、日本人はとかく「勉強」するものだと思いがちです。
ピアノやバスケを上達したい人が、音楽理論や運動理論ばかり勉強しても実際体を使って練習しなければ上達しないように、英語も文法ばかり勉強していても話せるようにはなりません。

単語や語彙を覚えるのも大切ですが、相手の言っていることを理解できるようになるためには英語をたくさん聴いて耳慣れする必要がありますし、英語が口からすらすら出てくるようになるためには繰り返し毎日アウトプットすることが大切です。

毎日練習することが何よりの上達方法です

目標(勉強する理由)を設定する

海外では英語が話せるかどうかで収入が大きく変わります。
英語が話せればよりよい就職の機会をつかめるのです。
また、国土が地続きでビジネスも旅行も時には買い物でも国外へ出る外国人は、国際言語の英語を話すことは生活に大きく関わります。

日本人のあなたは、英語がなぜ必要なのか、学ぶ理由を考えてみましょう。

生半可な目標では、続けることが難しいでしょう。

まとめ

日本人が外国人に比べて英語が苦手のように思っている人がいますが、それは全く違います。
日本では英語が「必要」ではないために、練習量もモチベーションも圧倒的に不足しているのです。

日本人が英語を話せない5つの理由

  • 圧倒的な練習不足
  • 「読み」「書き」中心の勉強だから
  • 間違いを恐れるから
  • 発音にコンプレックスがあるから
  • なくても困らないから

英語上達のための正しい3つの方法

  • 時間をかける
  • たくさん練習する
  • 目標(勉強する理由)を設定する

高い教材を買っても、最新のアプリを利用しても、この3つの秘訣を実行するのでなければ英語習得をするのは難しいです。

千里の道も一歩から。
英語の習得目指して、毎日コツコツ積み上げていきましょう。

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