たくさんある英語に関するお悩みの中でも、日本人ならではのお悩みが発音です。
アイ アム ジャパニーズ!
カタカナ英語って恥ずかしいけど治す方法ってあるのかな?
私は高卒の主婦で36歳から英語の学びなおしをしました。
外国人と話す機会がほとんどなかったので音読で発音練習し、「顔を見なければ日本人とは分からないね」と言われるくらいまで上達しました。
音読なんてやっても意味ないよという人がいますが、それはやり方が正しくないのです。
この記事を読むと「音読」が発音矯正に効果的な理由と、具体的で正しいやり方、効果が出るまでどれくらいの期間かかるのかなどが分かります。
この記事を読んで、カタカナ英語から卒業しましょう!
音読が発音矯正に効果的な理由
音読が発音矯正に効果的な理由は、英語の発音が出来る舌を鍛えられるからです。
詳しく解説します。
日本語と英語の発音は全く異なるため、舌の動きも全く違います。
少し声に出してあ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ、ん、と発音してみて下さい。
日本語の発音ではラ行以外では舌は全く動かず口の底辺についた状態です。
一方英語の発音では舌は常に動いており、また日本語を発音する時より先が尖った状態になります。
日本語と英語では舌の使い方が全く違うのです。
日本人が英語を話しても日本語なまりのおかしな発音になってしまうのは、日本語しか話したことのない舌で英語を無理やり発音しようとしているからです。
ですが音読でたくさん練習することで舌の筋肉が鍛えられ、必ずうまくなることが出来ます。
音読の正しいやり方 期間
具体的なやり方としては、
- たくさん英語を聞いて正しい発音をインプット
- 耳で聞いた正しい発音を音読を通してアウトプット
この順番が大切です。
音源としては無料で楽しめるポッドキャストやYoutubeをおすすめします。
おすすめのYoutubeチャンネルは以下の記事に書いています。
たくさん聞いてインプット
聞くときのコツは「聞き流す」のではなく「しっかりと聞く」ことでより効果的なインプットが出来ます。
スピードは速すぎず遅すぎず、内容が面白くて、7割程度意味の分かるコンテンツ選ぶようにします。
難しいものやつまらないものは飽きてすぐにやめてしまいます。
それを通勤通学やすき間時間を使って出来るだけたくさん聞いて耳慣れするようにします。
耳で聞いたままをアウトプット
ある程度シャドーイングができるくらいまでインプット出来てきたら音読を始めます。
始めはうまく舌が回らなくてつっかえてばかりだと思いますが、続けることに意味があります。
毎日1時間でもいいので音読を続けていくと、1週間、2週間するうちにあまり唾が飛ばなくなってきて、2か月、3か月後には驚くほど舌が滑らかに動くようになっていることに気がつくでしょう。
毎日取り組めば3か月もあれば劇的に効果が表れます。
教材は読みやすくて面白いものを選ぶ
多くの人が失敗してしまうのが読むもの選びです。
失敗する代表選手としては
- 英語教材の読み物
- ABCニュースやBBCニュースをサブスク
- 英語アプリ
英語の学習だからと言って教材やアプリ、ニュースなどに取り掛かると、「上っ面だけ読み流してやったつもり」になったり「つまらなくてやめてしまう」か「難しすぎて挫折」してしまい、英語はやっぱり無理などと投げ出してしまいがちです。
音読を続けるなら「内容が面白いもの」と、最初は「簡単すぎるかなと思うくらい簡単なもの」を選ぶのがコツです。
●初心者へのおすすめはイギリスの絵本シリーズ「レディーバード」。
赤ずきんやシンデレラ、三銃士などおなじみのタイトルが多数あり、挿絵がかわいくてインテリアとして部屋に飾ってもいいくらいです。
●中級者へのおすすめはアメリカの作家ニコラス・スパークスやダニエル・スティールの小説です。
彼らの小説はページターナーといってとにかく面白くて展開が早く、読み飽きないのが特徴です。
●上級者であればいよいよABCやBBCのニュースフィードが役に立つでしょう。
小説には出てこない語彙や単語がたくさん含まれています。また堅苦しい言い回しや専門用語も学べます。
メルカリにも安価な洋書の絵本はたくさん売られています。
売主さんに難易度を聞いたりも出来ると思うので活用してみるのもいいと思います。
まとめ
日本人が英語を話しても日本語なまりのおかしな発音になってしまうのは、日本語しか話したことのない舌で英語を無理やり発音しようとしているからです。
外国人と毎日話す機会があれば、それが一番の発音習得法ですが、日本にいてはそれは難しいですよね。
音読はそれに代わるアウトプット練習法。
音読なんてやっても意味がないという人がいますが、それは方法が正しくないのです。
具体的には、
- たくさん英語を聞いて正しい発音をインプット(無料のポッドキャストがおすすめ)
- インプットした発音を音読を通してアウトプット
正しい発音のインプットと、聞いた発音をそのままアウトプット以外の発音矯正法なんてありません。
そのアウトプットに音読を活用するのです。
最初は舌が動かなくてうまくいかないかも知れません。
でも1週間、2週間、1か月と続けていくうちに、自分の発音がだんだん変わっていくのを実感できるはずです。
2か月、3か月するうちに舌がうまく動き出し、唾もあまり飛ばなくなってくるでしょう。
コツは、簡単で読みやすく、自分が楽しいと思えるものを選ぶことです。
具体的には子供向けの絵本がおすすめです。
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