フィリピンと言えばセブ島のビーチが有名だよね
マニラ観光って聞いたことないけど、実際何があるの?
マニラはアジアらしいカオスをぎゅっと詰め込んだような大都市。
まだ治安に不安はあるものの、見所がたくさんあって大変面白いところです。
怖いもの見たさで見てみたくありませんか?
今回私は仲良くなったオンライン英会話スクールのフィリピン人の先生に現地ガイドをしてもらうことで、マニラ観光を実現しました。
アジアのご近所フィリピンのマニラについて、ぜひ知っていただきたいです。
フィリピンおすすめ観光スポット
サン・オーガスチン教会(イントラムーロス)
アジアで唯一のカトリック教国であるフィリピンですが、その最古の教会がこちらのサン・オーガスチン教会です。
世界遺産にも登録されたこの教会は、マニラ市内にあるスペイン統治時代の街並みが残るイントラムーロスという地区の中にあります。
いかにもアジアらしいカオスなマニラ市内にあって、ヨーロッパの香りのするイントラムーロスは別世界のような不思議な味わいがあります。
広大な敷地内には教会や修道院、学校、美術館や砲台跡などがあり、また第二次世界大戦の爪痕やモニュメントを見ることも出来ます。
モールオブアジア(パサイ)
フィリピンには大型ショッピングモールがたくさんあります。
一番のおすすめはパサイ市内にあるアジア最大級のショッピングモール、モールオブアジア。
広い敷地内にはいくつもの建物が並んでいて、ブランド品やスポーツ用品などの高級品、東南アジア特産のお土産物、映画館やスケートリンク、フードコートなどに分かれていました。
建物と建物の間の通路にもアイスクリームや生絞りジュースを売るスタンドが立ち並んでいて、休憩しながら一日中過ごせるようになっていました。
流しのタクシーを利用するのは危険なので、滞在するホテルのホテルタクシーで送迎してもらうのが便利だと思います。
マニラ湾の夕日
マニラ湾の夕日は世界3大夕日のひとつと言われているそうです。
そんなことを知ってか知らずか、夕方ともなればたくさんのカップルや家族連れが夕日を眺めに海岸に集まってきます。
海岸沿いにはたくさんのバーやレストランがあり、生バンドの演奏が聞けるシーフードレストランなどは大変な賑わいです。
モールオブアジアの裏手はすぐ海岸になっていて、私たちも夕日を眺めながら食事と音楽を楽しみました。
地元の人たちに混じってよく見かけるのが白人の男性とフィリピン人の女性のカップルです。
英語が話せてキリスト教徒でもあり、歌やダンスが得意で陽気な性格のフィリピン人女性は欧米の男性からとても人気があり、パートナーを見つける目的でフィリピンを訪れる人も大勢いるそうです。
フィリピングルメ
基本はシーフードのBBQ
大小7500の島々からなるフィリピンは海の幸が豊富です。
あまり凝った料理ではなく、シンプルにグリルしてたれをつけたものが多く、白いご飯と一緒に頂きます。
肉料理も多く、やはり焼いてたれをかけたものが多いです。
気温と湿度の高いフィリピンでは、手早く調理してすぐに食べられる料理が好まれるのでしょうね。
そしてフィリピンと言えば肉と野菜がたっぷり入った酸っぱいスープ、シニガンも有名。
塩味やだしの味は感じられず、見たこともない部位の肉と草の入った酸っぱいスープ。
ちょっと怖かったです。
フィリピンスイーツはハロハロ
フィリピンのおすすめスイーツがこのハロハロ。
「ハロ」はタガログ語で「混ぜる」の意味だそう。
かき氷とミルクをベースに果物や豆、タピオカ、芋、米などいろんな種類から選んで入れてもらいます。
具だくさんのミルクかき氷ですね。
私が頂いたのはコーンと小豆が入ったもの。
甘くておいしかったですよ!
フィリピン地ビールはサン・ミゲル
正直言ってあまり期待していなかったのですが、さっぱりした飲み口で美味しかったです!
タイのシンハービールなどは日本でもおなじみですが、フィリピンのサン・ミゲルはまだあまり知られていないと思います。
マニラへお越しの際はぜひ手に取ってみてくださいね。
アルコール度数は5%で、現地コンビニ価格は缶入り55ペソ(130円)、瓶入り39ペソ(93円)ほどです。
フィリピン土産
モールオブアジアの中を探検していたら、見たこともないフィリピンならではのものがたくさん売られていたのでお土産に買ってきました。
おすすめはヤシの実を器にしたサトウキビから作られたお酒です。
日本酒と同じ無色透明でアルコール度数の高いお酒。美味しいです。
同じ形状でココナッツのお酒もありました。
フィリピンコーヒーはローストの技術が低いのでしょうか、お味は今一つでした。
他に買ったものはバナナチップス、グアバジャム、ココナッツバター、ドライマンゴー、焼いたお米のお茶などです。
貝やサンゴで作られたアクセサリーや、パイナップルの繊維で織られたフィリピン伝統のブラウスなども魅力的でした。
フィリピン独自の乗り物
安心安全のため移動は出来るだけホテルタクシーの利用をおすすめします。
ただフィリピンには地元民が利用する独特の乗り物がたくさんあり、しかも料金がとても安いのです。
今回私はフィリピン人のガイドと一緒でしたので、いくつか試してみました。
皆さんも機会があれば試してみてください。
ジプニー
地元民の足として最も多く利用されているのが、カラフルなボディと装飾が特徴のジプニー。
もともとは戦後の軍用車両の払下げ品を乗合バスとして利用したものだそうです。
大体のルートは決まっているもののバス停などはなく、ドライバーが次の停留所をアナウンスするので降りたければそこで降ります。
料金はドライバーに手渡ししますが、届かなければ前の方の人にお願いして渡してもらいます。
トライシクル
トライシクルと呼ばれるサイドカー付きのバイクタクシーは事故が多そうなので乗ってはみませんでしたが、デザインがかっこいいので写真を撮りました。
マニラ市内には車やバイクのリペアショップがたくさんあって、バイクにサイドカーを取り付けたり修理をしたりしているのをよく見かけました。
ペディキャブ
自転車にサイドカーを付けたペディキャブも街中にたくさん走っています。
バイクタクシーよりも安全かと思い乗ってみたのですが、歩道も車道も関係なく荒々しく走るタイプのドライバーだったのでとても怖かったです。
料金は交渉制で、メトロマニラにある世界遺産イントラムーロス内を観光案内してもらって1000ペソ(2400円)でした。
フィリピンでは大抵のどこに行っても英語が通じるので、時間や距離などを考えてしっかりと値段交渉をした方がいいです。
カレッサ
マニラ市内の歴史地区イントラムーロスなど、特定の観光地で活躍している馬車のカレッサです。
この旅行まで知らなかったのですが、フィリピンは昔スペインに統治されていた時代があり、自動車の代わりに広く使われていたそうです。
今は観光専用になっていて、料金は交渉制です。
ゆっくりコトコト進むカレッサは唯一安全でおすすめできる乗り物です。
ぼったくりにはご注意ください。
フィリピン基本情報
日本からフィリピンの首都マニラへは直行便で約5時間ほど。
格安航空券で往復9万円ほどです。(季節や条件によって変わります)
時差は1時間。
台湾の南に位置し、一年を通してかなり蒸し暑い気候です。
雨期(6~10月)と涼しい乾期(11~2月)、暑い乾期(3月〜5月)の3つの季節に別れます。
物価は日本の1/3~1/5。
地域やものにもよりますが、大抵のものが日本より安いです。
例えばタクシー初乗りは40ペソ(95円)、映画鑑賞は150ペソ(357円)、ハンバーガー100ペソ(238円)です。
フィリピンの治安
フィリピン全体で見ると治安はかなり悪く、強盗や殺人、密輸、薬物売買など重大な犯罪も日常的に報告されています。
ただ、外国人観光客向けに再開発された都市は、政府が力を入れて治安維持に努めているため比較的落ち着いています。
首都圏マニラならマカティ、パサイ。
リゾートで有名なセブやボラカイ、エルニドなどもこれにあたります。
タイやマレーシアなどに比べ、手放しで気楽な観光ができるほどではありませんが、これらの都市で服装や持ち物、行動に気をつけながらであれば、十分に観光を楽しめると思います。
まとめ
東南アジアの隣国フィリピンは、長年犯罪などの暗いイメージを払しょくできずにいましたが、近年政府や警察の努力で治安がかなり改善してきています。
マニラ市の見所やおすすめは
- サン・オーガスチン教会(イントラムーロス)
- モールオブアジア(パサイ)
- マニラ湾の夕日
- フィリピン料理
海鮮BBQ
ハロハロ(スイーツ)
サンミゲル(地ビール) - フィリピン独自の乗り物
ジプニー
トライシクル
ペディキャブ
カレッサ
などです。
女性一人旅にはまだリスクのあるフィリピンですが、今回私は仲良くなったオンライン英会話スクールの先生にガイドをしてもらうことでマニラ観光を実現しました。
皆さんの中にも、フィリピン人の先生に英語を習っている方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
もしそうなら是非ガイドを頼んでみてください。
陽気で楽しいことが大好きなフィリピン人は、お客様を呼ぶのも大好きなんです。
快くガイドをしてくれますよ!
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