2022年3月1日から、いよいよ海外からの帰国、入国の際の一時待機(隔離)免除が始まりました。
2019年からの長かったコロナ禍で、海外旅行をずっと我慢してきた私たちにとって久々の朗報です。
2週間もあった隔離が免除に?!
じゃあ、いよいよ海外に行けるの?
各国や地域によって状況はさまざまなので、すべての国に出入国規制が免除されているわけではありません。
この記事では、外務省の海外安全HPに記載の「帰国・入国の際の待期期間」、「海外安全情報」、Global WiFiの「各国の感染状況や出入国情報」をもとに、コロナ禍の海外旅行に関する最新情報をお伝えします。
この記事を読むと、海外にいつから行けるのか、どの国や地域なら隔離なしで出入国できるのかなどがわかり、旅の計画が立てやすくなります。
この記事は2020年3月22日現在の状況下でのリサーチを元に書かれています。
渡航に関しては現況を踏まえ、ご自身の判断でお願いします。
待機(隔離)期間の大幅短縮
コロナ禍になってから帰国後2週間の隔離というのが海外旅行の大きなネックになっていましたが、2020年3月1日以降の帰国・入国に際しての新たな待期期間(隔離期間)に関する発表がありました。
外務省の海外安全HP
それによると、3月1日以降の帰国・入国に際しては、外務省が指定する国や地域(下に記載)以外からで、3回のワクチン接種が証明できる有効なワクチン証明書があれば「待機なし」とのことです。
指定の国や地域からの帰国であっても待期期間は3日と大幅短縮。
これならこの夏いよいよ海外旅行に行けるのではないでしょうか?
また、帰国時は今まで空港から自宅まで移動するのに公共交通機関が使えなかったため、タクシーでの移動を余儀なくされていたのが、入国後24時間以内であれば公共交通機関を使えるようになりました。
これも大きな変化ですよね!
「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」は以下のとおりです。
- ロシア全土
- トルコ
- サウジアラビア
- スリランカ
- モンゴル
- 韓国
- インドネシア
- ミャンマー
- イラン
- シンガポール
- エジプト
- ネパール
- パキスタン
- ベトナム
ワクチン証明書
新型コロナウイルスのワクチン証明書(予防接種証明書)は、厚生労働省のHPから取得することができます。
取得の仕方はHPに記載のある通り、
- Google Play か App Store で専用アプリをダウンロード
- マイナンバーカードをアプリで読み取り
- パスポートをアプリで読み取り
でスマホに簡単に取得できます。
国内用と海外用の2種類を同時に取得することができます。
海外用予防接種証明書は、アメリカやヨーロッパ各国を含む100以上の国と地域において日本のワクチン証明書として認められています。
コロナ禍で海外旅行をする際には必須ですので、ぜひ入手して携帯しましょう。
この他に、各自治体が発行する書面での予防接種証明書を申請することもできますが、グローバルな観点から電子ベースの証明書を強くおすすめします。
なお、コロナウイルスに対するワクチンの接種は個人の希望によるもので、強制されるものではありません。
陰性証明書
2022年7月現在、日本への入国、帰国の際に提示が必要な陰性証明書。
日本政府が求める陰性証明書を提示できないと、帰国便に搭乗することができません。
海外旅行を予定している人は、渡航先の国や地域でPCR検査の出来る医療機関の有無や予約状況などを調べておく必要があると思います。
私が実際2022年7月にベトナムで陰性証明書を取得した時は、医療スタッフがホテルまで出張してくれてPCR検査を実施、結果は8時間後に自分のスマホに送られてくるという流れでした。
必要書類はパスポートのみで、証明書の形式は日本のものとベトナムのものがありベトナムのものを取得しました。
紙ではなく電子ベースでしたが、問題なく帰国時の検疫をパスすることができました。
各国の感染状況や出入国情報
Global WiFiを運営するVisionによる各国の感染状況や出入国情報が、とても見やすく興味深いです。
新型コロナ × 海外旅行・海外出張情報サイト
現在および3か月後の各国の規制や情勢をワンタッチで見ることができます。
今オレンジで示されているのは3か月後に入国規制なしと予想される国と地域。
今年初めに比べてかなり増えてきた印象です。
他にもコロナ禍で安全に旅行するための情報が多数掲載されていますので、ぜひのぞいてみてください。
2022年7月にベトナム旅行した際の出入国手続きについては、以下の記事に書いています。
☞2022年7月 ベトナム入国手続きに必要な書類・ビザ
まとめ
コロナ禍の海外旅行について、いつから、どのように計画していけばよいかを、外務省HPやGloval WiFi が運営するページなどをもとに解説しました。
2020年3月1日時点で、海外からの帰国・入国の際の隔離(待機)期間は最長で3日と大幅短縮されました。
また、自宅待機のための空港から自宅までの交通に公共交通機関を利用できるようになり、海外旅行への障壁はほぼ撤廃されました。
今年のゴールデンウイークには、海外旅行の計画を立ててもよいのではないでしょうか?
コロナ禍での海外旅行に必要と思われるのが「ワクチン証明書」と「陰性証明書」の二つの書類です。
ワクチン証明書:スマホに専用アプリをダウンロードして簡単に取得が可能。
必要書類はマイナンバーカードとパスポート。
詳しくは厚生労働省のHPへ。
陰性証明書:新型コロナウイルスPCR検査の結果が陰性であったことを示す書類。
渡航国に合わせたもので、入国日前の一定期間内に検査する必要があります。
詳しくはGloval WiFiが運営する陰性証明.comへ。
コロナ禍に加えウクライナ情勢からも目が離せないですが、今後も安全・安心に海外旅行ができるよう、常に新しい情報を入手するようにしましょう!
コメント