東南アジアで人気の観光地タイ。
北部と南部で全く違った表情を持ち、歴史散策からビーチリゾートまで見所が盛りだくさんです。
タイは微笑みの国って言われているよね
タイの人は優しくて女性の一人旅でも心配ないのかな!
確かに、私が旅行をした時も駅で切符の買い方が分からず困っていると親切に教えてくれる人がいたり、笑顔で「日本人なの?こんにちは!」などと話しかけられたりしました。
そんなタイですが、日本にいるときのようにのんきにしているとたちまち軽犯罪に巻き込まれ、困った事態に陥ってしまう可能性大です。
この記事ではタイ旅行の際気を付けるべきことを、私の実体験をもとに書いています。
タイ旅行を楽しく快適にするために、ぜひお役立てください。
タイの治安と気を付けるべきこと
タイは安全でも軽犯罪には気をつけて
タイは治安がよく、女性のひとり旅でも特に危険を感じることはありません。
深夜に繁華街をひとり歩きするようなことをしなければ、普通に観光を楽しめます。
ただ注意したいのが軽犯罪。
東南アジアにありがちなスリや置き引き、詐欺、ぼったくりが多く、日本人は特にターゲットにされやすいです。
- 写真をとったりスマホの画面に夢中になっている間にバッグを盗まれる
- 2~3人の集団で親しげに話しかけてきて、応じている間に財布をすられる
- タクシーの料金をごまかす
- お土産物を10倍の値段で売りつける
これらを避けるためには、
- きょろきょろせずに堂々と歩くこと
- 知らない人に話しかけられたら無視すること
- 料金をごまかされそうになったらきちんとNOをいうこと
日本人はとかく話しかけられたり分からなかったりすると笑顔でごまかそうとしてしまいがちですが、これは好意ととらえられてしまうのでやってはいけません。
貴重品はショルダーバッグに入れて前に抱え、常に片手をファスナーに添えておくのがいいです。
バックパックはおすすめしませんが、どうしてもなら盗まれてもいいもの(ペットボトル、着替え、ガイドブック)程度しか入れない方がいいと思います。
タイの暑さに十分注意
タイの日差しは日本の比ではありません。
文字通りジリジリと焼け付く暑さで、10分も日差しの下にいたら倒れそうです。
帽子と日焼け止め、ペットボトルの飲料は必ず用意しましょう。
日傘をさしている観光客もいます。
快適な観光のルートとしては、朝方の涼しいうちに水上交通を利用して歴史地区を散策し、日中は暑すぎるので冷房の効いたショッピングセンターで過ごし、夜日が落ちてから歓楽街やマーケットへ繰り出すのがおすすめです。
街の屋台などもジュースやアイススタンド以外日中はあまり盛んではなく、日が落ちてからの方が盛り上がっています。
SC内では冷房の効きすぎに注意
タイの日中の暑さについては先に述べました。
昼過ぎから夕方までは涼しい大型ショッピングセンター内で過ごすのがおすすめです。
近代的で買い物がしやすく、食事はフードコートを利用すればリーズナブルに美味しいものを食べられます。
ただ、建物内の冷房は効きすぎくらい効いているので注意が必要です。
うっかりノースリーブだけで行ってしまうと風邪をひいてしまうか、外気とのギャップで具合が悪くなりそうです。
薄手のカーディガンや長袖シャツ等を必ず一枚用意しておきましょう。
寺院見学の際も、肌の露出が多いと参拝できないことがあるので上着があると便利です。
腰に巻いて歩けば、すぐに取り出して羽織ることができます。
タイの交通渋滞に注意
タイの交通渋滞は世界一と言われるほどひどいです。
公共交通機関が少ないため車の数がとても多いのですが、交通ルールもあってないようなもの。
バスであれバイクであれどんどん車線変更して割り込んできます。
歩行者はというと、横断歩道や信号もほとんどないので、通りを渡りたい場合は激しい車の往来のすき間をみて小走りに渡るしかないのです。
タイでもっとも思い出に残っていることの一つがこの「道路を走って渡る」ことと言ってもいいくらい大変なイベントでした(笑)。
道路を渡る際は一人では危ないので、周りの人と一緒にせーので渡ることをおすすめします。
移動の際はぼったくりに注意
タイのタクシーには距離によって料金が一定のメーター制タクシーと、料金を交渉で決める交渉制タクシーの2種類があります。
メーター制のタクシーには屋根の上に TAXI METER の文字が、交渉制にはただ TAXI とだけ書かれています。
ぼったくりにあわないためにはメーター制の方が安心です。
タイ独特の乗り物、バイクの後ろに座席を付けたトゥクトゥクは料金が交渉制です。
必ず高めに吹っ掛けてきますので、少し値切ってみるのも面白いと思います。
危ないところへ連れていかれるようなことはありませんが、排気ガスがひどかったりあまり安全ではないので、記念程度に近距離乗ってみることをおすすめします。
雨季のスコールに注意
タイには暑季、雨季、乾季の3つのシーズンがあって、一番あつい暑季は3月から4月、南国らしいスコールが降る雨季は5月から10月、比較的過ごしやすい乾季は11月から2月です。
私はタイではなくベトナムで雨季のスコールを体験しました。
東南アジアの雨季は日本の梅雨と違って、一日の中で何度も晴れたり降ったりを繰り返します。
振り出すと30分か一時間くらい、激しく降って、しばらくすると何事もなかったかのようにすっと晴れるのです。
スコールのおかげで暑季に比べて涼しいので、私は雨季の東南アジア旅行は好きです。
ですが弾丸ツアーなどで観光スケジュールが詰まっている方は、スコールで予定を崩さないよう注意が必要です。
まとめ
タイは治安がよく、女性の一人旅にもっともおすすめの国のひとつです。
私がタイひとり旅で感じた、女性が気をつけるべきことは以下の6つ。
- スリ、置き引き、詐欺、ぼったくりなどの軽犯罪
荷物は斜め掛けバッグに入れて前にかかえる - 強い日差し
帽子、日焼け止め、ペットボトル飲料は必須 - 建物内の効きすぎた冷房
薄手のカーディガン、パーカーを用意 - 移動の際のぼったくり
メーター制のタクシーが安心 - 南国特有のスコール
弾丸ツアーの人はスケジュールに注意
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