テレビドラマの影響でトルコに興味を持つ人が増えてきているようです。
コロナ明けには旅行に行ってみたいなと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
トルコ人ってどんな人たちなんだろう?
親日国って本当かな?
この記事は、2019年に2週間トルコ旅行をした体験と、その後に知り合ったトルコ人の友人とのやり取りやリサーチを元に書いています。
この記事を読むと、トルコ人やトルコという国についてより深く理解していただけると思います。
トルコ人ってこんな人
おしゃべり好きで感情表現が豊か
街歩きを始めてすぐに目につくのが道のわきでチャイと呼ばれるお茶を飲む男たち。
イスラムの教えに従いお酒を飲まないトルコ人は、チャイを飲んで語らうという文化を持っています。
トルコ人はうわさ話やゴシップが大好き。
そしてとても嫉妬深いのだとか。
テレビドラマでやっていた愛憎劇、なまじ作り物という訳ではなさそうです。
仲間意識が強く、珍しいものがあったり喧嘩がはじまったりするとすぐに駆け付けて仲間に加わります。
助け合いの精神を持った人たち
サウジアラビアやイランに比べれば戒律に厳しくないトルコですが、イスラムの精神は受け継がれています。
ヨーロッパや東南アジアでよく見かけたホームレスが見当たらないことについて現地のトルコ人に尋ねると、「富めるものが貧しきものに施すのが当たり前だから。施しをすることで自分が清められるんだ。」とのことでした。
他にも、街なかでおばあさんの荷物を持ってあげたり、足の悪い人が階段を下りる手伝いをしたりしているのを見かけました。
道をたずねたりすると、我も我もと寄ってきてみんなで道を教えてくれたりします。
トルコは親日国って本当?
本当です。
トルコ人は日本に対して大変な親しみと敬意を持っています。
詳しくは和歌山県串本町のHPをご覧ください。
日本とトルコの絆をつないだ物語
ただそれは日本という国に対して抱いている感情であって、個人となると話は別です。
多くのトルコ人は、親しみやすく助け合いの心を持った人たちなのですが、そうでない人たちもいます。
トルコでは観光客を狙った詐欺や窃盗といった犯罪が横行しています。
特に日本人は人を信じてしまいやすく、またそれをトルコ人もよく知っているため、ターゲットにされやすいです。
トルコ旅行で注意するべき事柄について、詳しくは以下の記事に書いています。
☞実体験】トルコ旅行 女性一人旅は危険?注意すべき事柄
トルコの文化とお国柄
アザーンから始まるトルコの一日
モスクから1日5回、スピーカーを通して大音量で聞こえてくるのがアザーンと呼ばれる礼拝への呼びかけです。
夜明け前、まだ暗いうちのアザーンで旅行者の私も目覚めずにはいられません。
私がトルコを訪れたのがちょうどラマダンの月だったため、アザーンにプラスして午前2時ごろに太鼓隊の行進がありました。
これは日中の断食に備えて夜明け前に食べる食事の時間を知らせるもので、近所の若者や子どもたちが大声を出しながら太鼓を打ち鳴らして練り歩くというもの。
2週間の滞在中ずっと夜中と早朝に2回起こされるルーティーンはなかなかの体験でした(笑)。
トルコ料理
トルコは世界三大美食大国ひとつ。
イスラム教の戒律のため豚肉はたべませんが、実はトルコは農業大国。
どの料理にも肉と野菜がふんだんに使われていますし、ジュースは基本生絞り、乳製品はアイランという飲むヨーグルトが有名です。
肉料理の定番はもちろんケバブです。
ケバブと一口に言っても色々な種類があって、ピタにまかれているもの、串焼きになっているもの、野菜と一緒に焼いてあるものなど様々です。
見るからに日本のものと違って、添加物が使われていない新鮮で健康な食材の数々でした。
激甘スイーツ
トルコのお菓子はとにかく甘いです!
砂糖の何倍も甘いと思います。
甘い甘いお菓子を、さらに砂糖を煮詰めた液体に浸したようなお菓子もあります。
名産のピスタチオやドライイチジクなどが刻んで入れてあるものも多かったです。
トルコ人は平気で一度にいくつも食べていましたが、私は一つ食べるのもやっとでした。
トルコは犬猫天国
トルコの街なかを歩いていると、野良犬、野良猫をよく見かけます。
店先に寝転んで通り道をふさいでいる犬、カフェの席にいすわってお客がきても身動きもしない猫。
レストランでは残り物を投げてやったり、食事中のお客さんはパンをちぎって与えていたり。
野良だから世話をしている、というより道端に犬猫がいるのが普通の日常といった感じでした。
トルコの職人技
世界的に有名なシンバルの製造メーカージルジャンやイスタンブールはトルコの会社です。
熟練の職人による手作りのシンバルは、世界中のドラマーから絶大な人気を誇っています。
他にもトルコランプ、絨毯、トルコ石を使った装飾品、トルコタイルなど、職人技による独特の製品を作り続けています。
バザールでも、観光地の土産物店でも、うっとりするような品物の数々を目にするはずです。
商品を見る際は店主に挨拶(アイコンタクト)をするのがマナー。
そして高いものを売りつけられそうになっても、必要ないならきっぱり断る勇気を持ちましょう。
トルコ旅行の記念になる、自分だけの素敵な一品に出会えるといいですね!
トルコ旅行については以下の記事にも書いています。
トルコ旅行記① 女性一人でイスタンブール
https://tabinideyo.net/travel-to-istanbul-turkey-1/
トルコ旅行記② 女性一人でアナトリア
https://tabinideyo.net/travel-to-anatolia-turkey/
まとめ
トルコ旅行の第3弾、トルコ人の人柄や文化、お国柄について、旅行の体験やトルコ人の友人に聞いたことなどをまとめて書きました。
トルコ人の気質については、
- おしゃべり好きで感情が豊か
- 助け合いの精神を持った人たち
- トルコは親日国、でも詐欺や窃盗に注意
そしてトルコの文化やお国柄については、
- アザーンから始まり1日5回のお祈り
- 世界3大美食のトルコ料理
- 激甘スイーツ
- 犬猫大国
- 熟練の職人技
という点でまとめました。
この記事でトルコに対する理解が深まり、より魅力を知っていただけたら嬉しいです。
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