トルコの大河ドラマを見て興味を持ったんだけど、トルコ旅行ってどうなのかな？
ちょっと遠いイメージあるけど費用や日数はどれくらい？
ヨーロッパと違ってちょっと危険なイメージもあるから、安全面でなにかアドバイスがあれば知りたい
大人気のテレビドラマ「オスマン帝国外伝」を見てトルコに興味を持ったという方もたくさんいらっしゃると思います。
中東の国ですからあまりなじみがなく、日本人が旅行して大丈夫なの？と不安になりますよね。
私は今までに世界16か国をひとり旅してきましたが、トルコは断然一番好きな国です。
なぜなら人も街も自然もすべてが美しいだけでなく、人の心をつかんで離さない何とも言えない魅力のある国だからです。
この記事では、トルコ旅行に行く前に知っておいた方がいい事柄を網羅的に書いています。
トルコ旅行に行くか行かないか迷っている方は、どちらにするか判断するヒントになりますよ。
トルコの治安
トルコの治安は、女性がひとり旅しても大丈夫なくらい安定しています。
東南アジアのように物売りやタクシードライバーに囲まれることもないですし、物乞いにお金をせびられることもありません。
深夜に一人で出歩くようなことをしなければ、普通に安心して旅行ができます。
気さくでおしゃべり好きなトルコ人は、旅行者が道に迷っていたりすると寄ってきて案内をしてくれたり何かと親切です。
ただ、詐欺とぼったくりには注意しなければいけません。
特に日本人は親切を恋愛と勘違いした恋愛詐欺にあいやすいので注意が必要です。
詳しくは以下の記事に書いています。
個人旅行とパッケージツアーはどちらがいい？
国土が広く魅力の多いトルコですから、好きな場所へ行って好きなものを食べたいという方は個人旅行がいいと思います。
自由度が制限されてもいいから、安全で効率的に観光地を回りたいという方はパッケージツアーの方がおすすめです。
詐欺やぼったくりにあうリスクも減らせます。
料金に関しては私が2019年にトルコに行ったときは個人旅行の方が安かったのですが、2022年現在はどちらともいえないか、パッケージツアーの方がやや安い印象です。
コロナやウクライナ情勢もあり航空券やツアーの料金は変動が激しいので、よく見極めてから決めるようにしましょう。
旅行日数はどれくらい必要？
せっかくトルコに行くなら、イスタンブールだけでなくカッパドキアやパムッカレなども周遊したいですよね。
多くの旅行会社から8日間くらいのツアーが発売されています。
日本との往復で3日間取られるとして、賞味5日間の観光。
イスタンブールに２～3日、のこりで他都市を周遊しても十分な日数かと思います。
観光のベストシーズンと費用は？
トルコには日本と同じく四季があり、観光のベストシーズンは春と秋です。
航空券の安い時期は11月から3月ですが、真冬はかなり寒く雪で店がしまったりするのであまりおすすめしません。
ねらい目は3月から4月と11月から12月初めの、気候がよくて航空券が安い時期です。
8日間のツアー料金は最安で一人2０万円くらいから見つけられます。
個人旅行だと航空券だけで往復15万円くらいするので、宿泊その他を考えるとツアーの方が安く済ませられそうです。
トルコの物価は安い？
2022年現在、１トルコリラは日本円で約8円ほどになっています。
10年前くらいは1リラ約50円だったので、かなり下落していると言っていいと思います。
例えば
- ペットボトルの水500mlが6リラ（48円）
- マクドナルドのビッグマック22リラ（175円）
などとなっていて日本より物価は安いです。
トルコでは大きなスーパーよりも小さな個人商店が多く、そういうところで食料品や生活用品を買うこともあると思います。
そんな時は入店時にお店の人に軽く挨拶をすると感じがいいです。
日本のように、挨拶もせず、会計時に目も合わせないというのはトルコでは失礼にあたります。
日本語、英語はどれくらい通じる？
海外旅行の際に心配になるのが言葉の壁ですよね。
世界中からの観光客が訪れるトルコですから、日本人が行くような大きな街であればどこへ行っても大抵英語が通じます。
英語が話せなくても、指差しや身振りで通じる場合が多いのであまり心配いらないと思います。
また、流暢な日本語を話す人が多いのにも驚かされます。
日本語で気さくに話しかけてきて仲良くなり、高額な絨毯を売りつけてきたり恋愛詐欺に持ち込もうとする現地人がとても多いので注意が必要です。
お酒は飲める？
イスラム教では飲酒は禁じられています。
トルコでも「建前上は」お酒を扱ったり飲酒したりは禁止です。
ですが店によってはレストランでもスーパーやコンビニでも大っぴらにお酒を扱っていています。
レストランなどでお酒を飲みたい場合は、お店に入る際に “Do you have alcohol?” と聞くようにしましょう。
お酒を置いている店では飲んでも何の問題もありません。
服装で気をつけることは？
中東の国へ行く際にもっとも気になるのが服装ではないでしょうか？
イスラムの女性が髪や肌を隠すためのストールをまとっているのを、テレビでも見たことがあるかと思います。
トルコでは旅行者の服装は完全に自由です。
夏場はタンクトップやショートパンツの人も多いですし、店ではビキニも売られています。
モスクなど宗教施設に入る時に肌の露出が多いと判断されれば、入り口で腰巻やスカーフを貸してもらえるところもあります。
トルコのトイレ事情
空港やホテル、ショッピングセンターなどでは欧米式のトイレなので心配ないのですが、小さな街に行くと稀にイスラム式のトイレしかなく困惑することがあります。
イスラム式トイレは地面に穴が開いていてそれをまたぐスタイルのものです。
小さなシャワーが備え付けてあり、使用後はシャワーでお尻を流します。
ペーパーが用意されている場合は、使用後流すのではなく備え付けのゴミ箱に捨てます。
イスタンブールと各地の交通
イスタンブール市内を効率的に観光するならトラムや地下鉄が便利です。
料金が定額なのでタクシーよりも安心ですし、驚くほど近代的で快適です。
また国土が広いため飛行機や長距離バスが発達しています。
飛行機と長距離バスでは料金にそれほど大きな差はないので、基本的には飛行機移動をおすすめします。
長距離バスも近代的で清潔感があり他の国のものと比べるとかなり快適なのですが、移動が10時間以上もかかるなど時間と体力を奪われるので、特に興味のある方だけ試してみられるといいと思います。
トルコ独特の乗合バスのドルムシュは安くて近距離移動に便利です。
小さな都市と都市、都市と空港などを結んでいます。
まとめ
トルコ旅行に関する情報を全般的にご紹介しました。
- トルコの治安
- 個人旅行とパッケージツアーはどちらがいい？
- 旅行日数はどれくらい必要？
- 観光のベストシーズンと費用は？
- トルコの物価は安い？
- 日本語、英語はどれくらい通じる？
- お酒を扱っている店とそうでない店がある
- 服装で気をつけることは？
- トルコのトイレ事情
- イスタンブールと各地の交通
トルコは私が今まで旅した16か国の中で一番心に残っている大好きな国です。
治安的には女性がひとり旅しても全く問題ありません。
ただし、詐欺とぼったくりには十分注意してください。
服装は自由、お酒も飲みたければ飲めます。
コロナやウクライナ情勢もあり航空券の値段が著しく変動しているので何とも言えませんが、2022年現在では個人旅行よりもパッケージツアーの方が料金が安い印象です。
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