美しい景観とおいしい食べ物やワインで世界中の旅行者を魅了し続ける、フランスの首都パリ。
ヨーロッパ旅行で真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか?
3泊5日しかないんだけど、映える写真の撮れるおすすめスポットを効率的にまわりたい!
美術館やお買い物など、時間があればゆっくり回りたいところですけど、短い滞在期間ではなかなか難しいですよね。
そこで、女子旅におすすめの「映える」スポットを10か所厳選でご紹介します。
あまり知られていない細かな情報も載せていますので、次の旅行の参考になると思います。
この記事を読むと、パリでの短い滞在時間を効率的に使い、映えるスポットを巡る方法がわかります。
パリからできる日帰り旅行については以下の記事に書いています。
☞パリから日帰り!バラと世界遺産の街プロヴァン一人旅
☞ベルギー世界遺産の街ブルージュへ女ひとり旅
パリでおすすめ「映える」スポット10選
ルーブル美術館
かつて宮殿だった建物だったそうで、外観、内装ともにとても美しい建物です。
入り口も兼ねた前面のガラスのピラミッドは、夜のライトアップでさらに輝きを増します。
入り口の行列を避けるには開館前の早い時間から並ぶのが〇。
入場したらまず世界一有名な絵画「モナリザ」へ向かいましょう。昼を過ぎると人だかりで近寄れなくなってしまいます。
意外にも平日より土日が空いています。
ミュージアムパス利用可。
あまり知られていないのですが、混雑する正面入り口以外にもう一つ別の入り口があります。
美術館の右隣にあるミュージアムショップの入り口から入場が可能。
シンプルなガラスドアから入り、エスカレーターで地下へ降りると内部でルーブル美術館とつながっている構造です。
エスカレーターを降りたところにタバコ屋さんがあり、ミュージアムパスを買うことできます。
ミュージアムパスはパリと近郊のほとんどの美術館や博物館などに入場できる共通パスポート。
2日券(€8)、4日券(€62)、6日券(€74)があり、期間内何度でも入場可。
ファストパスのように列をスキップできるスポットもありかなりおすすめ。
まずはここでミュージアムパスを買ってパリ観光を始めましょう!
オペラガルニエ
地下鉄パリオペラ駅から徒歩1分。駅の階段を上がると目の前にあるのがオペラ・ガルニエです。
宮殿のような美しい外観と、シャンデリアで明るく照らされた大理石の大階段や回廊、そして劇場ホールのシャガールの天井画など、パリで一押しの「映え」スポットです。
混み合うので午前中早めの入場をおすすめします。
日本語の音声ガイドが貸出可能です。
ミュージアムパス利用可。
ギャラリエ・ラファイエッテ・パリ・オスマン(デパート)
パリ・オペラ地区にあるヨーロッパ随一の老舗のデパート。
オペラ・ガルニエの斜め向かいにあります。
日本のデパートのように大きな看板がかかっていないので場所が分かりにくいかも知れません。
必見なのはドーム状になった本館の丸屋根を望む店内装飾です。
本館6階、7階から望む丸天井から地上階のコスメコーナーの様子は、キラキラした女性のあこがれをぎゅっと閉じ込めたような美しさです。
天井からの装飾は季節によって変えられ、クリスマスシーズンには巨大なツリーの装飾が現れます。
本館屋上は開放的な展望台になっており、向かいのオペラ・ガルニエを上から間近で見ることが出来ます。忘れずに行ってみましょう。
サクレ・コー寺院(モンマルトル)
パリ北部の小高い丘モンマルトルに立つ丸天井の寺院。
寺院前の階段に座って、流しの音楽家の生演奏を聴きながらパリの街を一望できます。
周囲は画家や音楽家など芸術家が多く集まるこのエリア。
カフェやお土産屋さんも多いので、散策が楽しいです。
内部見学無料。
夜景も大変美しいですが、スリが多いのでご注意ください。
私はバッグは持たず、上着の内ポケットに小銭だけ入れて行きました。
サン・シャペル教会
知る人ぞ知る、映えるおすすめスポットがこちら。
地下鉄シテ駅から徒歩2分のことろにあるサン・シャペル教会です。
1248年完成、ゴシック建築の傑作と言われるこちらの教会は2階にある礼拝堂のステンドグラスが必見。
とても小さな教会の宝石箱のような空間です。
この教会、実は高い塀に囲まれた裁判所の中庭に立っているため場所がかなり見つけにくいです。
行列を目印に行くといいですよ。
ミュージアムパス利用可。
ベルサイユ宮殿
パリから20km、鉄道で15~25分のところにあるベルサイユ宮殿は、世界遺産にも登録された歴史ある宮殿です。
超豪華な内装と調度品は写真映え間違いなし。
特に「鏡の間」と呼ばれる細長いホールは最も有名で、天井画、シャンデリアとそれを移す壁面いっぱいの鏡は夢のような美しさです。
夏は広大な庭園も必見です。
特に王妃のバラ園が有名。
宮殿内見学だけなら半日、庭園も見学するなら一日見ておいた方がいいでしょう。
パリからオプショナルバスツアーで約1万円ほど。
個人で鉄道を利用して行けば往復1000円以下で行けますよ。
日本語のオーディオガイドが無料でレンタルできます。
ミュージアムパス利用可。
凱旋門
シャンゼリゼ通りの端、シャルルドゴール広場に立つ高さ50mの巨大な門が凱旋門です。
周囲は交通量の多いロータリーになっていて、いったん地下に降りて真下から登って門へアクセスします。
門の中は上の写真ようならせん階段になっていて、屋上まで登ることができます。
屋上からは360度パリの景色が広がります。
ミュージアムパス利用可。
エッフェル塔
パリのシンボル、エッフェル塔。
昼間は近くまで行ってしまうと ”鉄” 感が強くてあまり写真に映えません。
遠目から周りの景色と一緒に写し込むのがおすすめ。
これは凱旋門の屋上から撮りました。
夜は金色に輝くライトアップと、塔の先端から空に向かって発せられる光線がパワフルな美しさです。
ノートルダム大聖堂
ゴシック建築の最高傑作にしてパリで最も美しいと言われるノートルダム大聖堂は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
前面のファサードはあまりにも有名。
現在は2019年に起きた火災の修復工事のため、現在は柵越しに外観のみ見学可能になっています。
火災前は毎週土曜日20時からパイプオルガンのコンサートをやっていました。
モンパルナスタワーからの夜景
パリの夜景が一番きれいに見えるのがパリ中心部から少し離れたモンパルナスタワーです。
意外と知られていないスポットなので、ぜひおすすめです。
モンパルナスタワー自体は観光スポットではないため、混雑しておらずゆっくり過ごすことができます。
エッフェル塔、凱旋門、ルーブル美術館などパリの有名観光スポットを含めたパリの夜景を一望できるスポットです。
夕方から夜に訪れるのがおすすめ!
まとめ
パリのおすすめスポットを「写真映え」という視点から10か所厳選でご紹介しました。
- ルーブル美術館
- オペラガルニエ
- ギャラリエラファイエッテ(デパート)
- サクレ・コー寺院(モンマルトル)
- サン・シャペル教会
- ベルサイユ宮殿
- 凱旋門
- エッフェル塔
- ノートルダム大聖堂
- モンパルナスタワー(夜景)
意外と知られていないスポットやおすすめの訪問時間帯なども合わせてご紹介しました。
美術館巡りやカフェ、お買い物も楽しいパリ観光ですが、滞在時間が短いとすべては回れませんよね。
効率的に「映える」写真を撮りたい方は、この10か所をチェックすれば間違いなしです!
次の旅行にぜひお役立てくださいね。
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