女性の海外ひとり旅ガイド 旅の始め方・節約旅の方法・持ち物・注意すること

woman in brown shirt standing on brown field near body of water during daytime 旅のヒント
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たびこ
たびこ

女の人がたった一人で旅行するのって勇気いるよね

何かあっても助けを求められないもんね

たびこ
たびこ

それに、家族のいる主婦の私に海外旅行なんてなかなかね、、、

そんな悩みを多くの人が抱えていると思います。

私が海外ひとり旅を始めた10数年前は、小学生の子どものいるママでした。

始めは当然ながら家族や周囲の理解を得られませんでしたが、うまく折り合いをつける方法をなんとか見つけて今に至っています。

このカテゴリーには私の10年以上の海外ひとり旅の経験から、女性がひとり旅するために知っておいた方がいいと思われる記事をまとめています。

ひとり旅の始め方から必要な物、知っておいた方がいい事柄、節約旅行のための情報、危険な目に会わないための注意点という順番で書いていますので、一通り読めば女性のひとり旅に必要なことが大体分かるようになっています。

女性の海外ひとり旅 旅の始め方

ひとり旅の理由を明確にする

「女性がひとりで旅行するなんて寂しいしつまらない」と思うなら、無理してひとり旅をする必要はないと思います。

私がひとり旅を始めた理由は二つ。

  • 「誰かの奥さん」でもなく「誰かのママ」でもない、素の私自身として時間を過ごしてみたい
  • 大好きな英語を使って気軽に海外の人と交流してみたい

家族や友人と一緒だとどうしてもそちらへの配慮が必要になって、自分の思ったことができなかったり時間を気にしたりということになりがちです。

また現地の人と交流するというより、一緒にいる人との交流に重点が置かれます。
それはそれで楽しいのですが、ひとり旅にはまた違った楽しみがあります。

私のわがままな願望を満たすためには、ひとり旅がぴったりだと思いました。

この「ひとり旅する理由」が明確であれば、家族への説明もしっかりできますし、旅行中も家族への罪悪感を抱かずにすみます。

ひとり旅を始める前に、自分の納得する形で「ひとり旅の理由」を見つけておくといいと思います。

ひとり旅に対する家族の理解を得る

主婦のひとり旅を難しくしている事柄のもう一つが
「主婦が家族を置いて家をあけるなんてもってのほか」
という考え方だと思います。

ご主人には会社の出張もあればゴルフ旅行もある。
でも主婦には家族の面倒や家事があるから家にいなければだめ。

そんな日本の風潮には大反対ですが、これはすぐにはなくなりません。
家族の反対を押し切って旅行をしても遺恨が残って旅行後にぎくしゃくしそうです。

私の場合は

  • 子どもがある程度大きくなる(小学校中学年)まで待つ
  • 自分が留守の間家族が困らないよう十分に準備
  • 旅行資金は自分で賄う

ということで家族の理解を得られました。

そして家族以外の周囲の人、ママ友や近所の人、親せきなどにはあえて言わないことで、人目を気にせず旅行をすることができました

海外旅行で旅費を安くする方法

海外旅行を躊躇してしまう理由の一つが「旅費が高いから」というのがあると思います。

旅行にかかる費用の大部分は航空券・宿泊費・食費の3つ。
これらを安く抑えられれば、旅行費用を大きく節約することができます。


とは言え40代や50代の主婦が、バックパッカーのような貧乏旅行をするのも無謀というもの。

格安航空券民泊を使い、食費もスーパーの総菜などを一部活用してある程度抑えれば、安全性や快適性も確保しながら旅費を安く抑えることができます。

格安航空券で航空代金を安くする

2022年現在コロナやウクライナ情勢もあり航空代金の値上がりが著しくはありますが、そんな中でも少しでも航空代金を安くする方法はあります。

LCCを使って航空代金を安くする

まずは格安航空会社のLCC(Low Cost Carrier)を利用した方が、JALやANA利用よりも航空代は安くできます。

「LCCは安全面に不安がある」とお考えの方も世の中にはいるようなのですが、それは違います。

LCCは通常の旅行会社で無料で含まれるサービスの多くを有料にすることで、できる限りコストを抑えようというコンセプトを持っています。
例えば座席指定や荷物の預け入れ、毛布の貸し出しなども有料ですし、映画を見るためのモニターも設置されていません。

スカイスキャナーでお得な航空券を見つける

スカイスキャナーのトップページ

ツアーや航空券をまだ旅行会社の窓口で申し込んでいるという方は、今すぐやめてネットで自分で検索することをおすすめします。

その方が手数料もかからず、たくさんの候補の中から最適なものを見つけられるからです。

旅行の検索サイトは多数ありますが、国内旅行なら楽天トラベルじゃらん、海外旅行ならスカイスキャナーがもっとも安くておすすめです。

スカイスキャナーには日付や行き先を入力して検索する通常の検索方法の他に、それらをあいまいなまま検索する「あいまい検索」という方法があります。

旅行の全体像がはっきりと決まっていない方におすすめのこの方法を使えば、さらにお安い旅行を見つけられる可能性があります

エアビー(民泊)を使って安く泊まる

アメリカに本社を置く世界最大の民泊アプリのエアビー
ホテルよりも格安でアットホームなイメージがあり、上手に使えばひとり旅の楽しさを何倍にも広げてくれます。

私は過去に国内・海外で10回以上エアビーを利用してきました。
私のような節約旅行を楽しみたい旅行者にはピッタリのサービスで、今ではホテルに泊まることはほとんどなくなってしまったくらいです。

エアビーの基本的な使い方

エアビートップページ

ここ数年だけでもエアビーのシステムは何度も改良され、ユーザーにとって使いやすいものになっています。

使い方はとても簡単。
アプリをダウンロードして無料の会員登録をしたら、旅行の日にちや目的地を入力するだけ。

価格帯や必要な設備などの絞り込み機能もついているので、理想の物件を素早く見つけることができます。
もちろん、個室、大人数、一軒まるごと貸し切りなども選べます。

エアビーのいいところは料金が安いのはもちろんのこと、ホテルのような画一的な物件ではなく家にいるような雰囲気を味わえることや、キッチン、洗濯機などが使える物件もあるなど、旅行者のさまざまなニーズに適したものが数多くリスティングされていることです。

エアビー宿泊の注意点

民泊の存在は知っていても使ったことがないという方の中には、「民泊ってなんか怖い」「ホテルの方がきれいだし安心」と思っている人もいると思います。

確かに民泊の中には悪質なオーナーもいたり、清潔感のない物件や、写真と現状が違ったなどという報告も一部あります。

そういった目に会わないために、エアビーでは質の高いホストや物件を選べるよう、旅行者から評価の高いホストに「スーパーホスト」の称号が与えられています

エアビー宿泊には必ずスーパーホストの物件をおすすめします。
過去の旅行者からの口コミも、物件を知るうえで大変参考になります。

海外旅行に必要なもの

パスポート、クレジットカード、現金少々、スマホ、WiFi、航空券
これだけあればとりあえず海外旅行に行くことはできます。

パスポートの残存期限が十分残っているか確認しましょう。
顔写真のページをコピーして、バッグのポケットなどに入れておくと安心です。

海外旅行に便利なクレジットカード・WiFi

楽天カードをおすすめする理由

普段は現金派という方も、海外旅行にはクレジットカードを持っていった方が安心です。
現金をたくさん持ち歩いたのではかえって危ないですし、少なくて使い果たしてしまっては旅行を楽しめません。

一昔前まで旅行者の間では海外旅行保険が無料付帯のエポスカードが人気でした。
ですが楽天カードの登場でその勢力図が一気に変わったと思われます。

楽天カードにも海外旅行保険が無料付帯なうえ、さまざまなシーンでポイントがたまり、断然お得に使えるからです

GLOBAL WiFiをおすすめする理由

現在国内で使っているスマホをそのまま海外へ持って行っても通信することはできません。

ドコモやソフトバンクといった国内キャリアの中継地が海外にないためで、提携している海外の中継地に接続してしまうと後から高額請求される可能性があります。

海外へ行くならWiFiかSIMカードが必要になりますが、SIMカードは設定が面倒で難しいと感じました。

WiFiなら面倒な設定いらずで本当に簡単。
料金が安く受け取り方法が簡単なGLOBAL WiFiが私のおすすめです

現金は分散して持つ

私の場合現金はとりあえず必要な分だけ両替し、二つくらいに分けて持つようにしています。
滞在国や日数にもよりますが、大体一万円か二万円分くらいです。

半分はバッグに入れて持ち歩き、残りはホテルのセキュリティボックスか鍵のかかる個室ならスーツケースに入れておきます。

現金が足りなくなってきたら現地で必要な分だけ両替しますが、国によって両替所がお得な場合銀行がお得な場合があるので調べておくようにします。

旅行先で現地通貨が余ってしまった場合はお土産物などを買ってうまく使い切るか、日本に帰ってきてからポケットチェンジという機械で電子マネーに換金することもできます。

ワクチン証明書・陰性証明書

2022年10月11日以降、コロナワクチン3回接種証明書があれば、日本帰国の際の陰性証明書の提出がふようになりました。

ワクチン接種については賛否両論ありますが、旅行者にとってはワクチン証明書が手続き簡略化に有効と言えます。

ワクチン証明書はお住いの市町村役場窓口で申請する紙ベースのものと、日本のデジタル庁がアプリで発行する電子ベースのものがあります。

この二つは内容も効力も全く同じですので、スマホひとつで簡単に手続きできるアプリの方を強くおすすめします。

帰国の際の検疫でも、スマホの画面を提示するだけで質問などもされず短時間で入国手続きが完了します。


また今までは任意だった海外旅行保険ですが、現在の状況下では加入しておいた方がよさそうです。
現地でコロナにかかってしまい、高額な医療費を払う羽目になったという話も聞きますし、海外旅行保険の加入を入国条件にしている国もあるようです。

海外旅行用バッグや持ち物

旅行の持ち物はできるだけコンパクトにしたいですよね。
旅先でスリやぼったくりに狙われないためにも、持ち物や服装はシンプルで目立たないものを選びたいものです。

そして長時間のフライトを快適に過ごすにはちょっとしたグッズも役に立ちます。

海外ひとり旅で注意すること

女性の海外ひとり旅での最重要課題は安全に旅すること。

私は過去10年間で16か国をひとり旅してきましたが、スリや窃盗、強盗、詐欺、性犯罪などに巻き込まれたことは一度もありません。
(ぼったくりや軽いアジア人差別には何度もあいました)

そんな私のおすすめする防犯対策は

  • 治安のいい国の安全なエリアに旅行する
  • シンプルで目立たない服装
  • 小ぶりなショルダーバッグを斜め掛け
  • 現金は少額を小分けにして持つ
  • 細い路地や夜遅くは出歩かない

細かく書けば他にも色々あるのですが、基本的にはこれらを守ればそれほど危険はないはずです。

ナイトマーケットや夜景を見に行きたいような場合でも、できるだけ人気のある大通りを通るとか、変なタクシーに乗らないように気をつけます。

日本国内では出会うことのないアジア人差別についても、知っておいて損はないと思います。

私の経験上、ヨーロッパ特にイタリアやフランスで時々ありました。
レストランで自分だけなかなか席に通してもらえなかったり、レジを待たされたりというようなことです。

このような時の私の対処法は「気づかないふりしてスルー」です

差別の原因はこちらではなく100%あちらにあります。
相手は差別という病気なんだと割り切り、スルーするのが一番と考えています。

海外旅行で意外と皆さん見落としがちなのが時差ぼけについてです。
日本との時差が大体5時間以上になると、体のリズムが乱れて体調を崩してしまう現象です。

時差ぼけは一旦なってしまうと治すのが難しいですが、時差ぼけにならないように事前に対策をすることはできます。

詳しくは以下の記事に書いていますので、興味のある方は読んでみてください。

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